節約生活

働きながら子育てするしーちゃんの節約日記

書類整理中の苦悩 その2

当時、しーちゃんが働いていた会社では、正社員・契約社員派遣社員という順番のヒエラルキーがありました。派遣社員の成果物は必ず契約社員、もしくは正社員が最終確認をしてハンコを押す。そんな仕組みでした。が、実際の現場では、正社員や契約社員の方の英語を私が最終確認するということが少なくありませんでした。そうこうするうちに、私はきちんとした英語を書くために必要な知識や情報を得るために、会議や講習会に参加させていただいたりするようになっていきました。それはとてもありがたいことでした。


が、そんな風に環境を整え、私の英語を重宝してくださる方はごくごくひと握りの方だけでした。多くの人―正社員、契約社員派遣社員にかかわらず―にとって、私はうっとうしい存在でした。「派遣社員のくせにちょっと英語ができるからって調子に乗って」「派遣社員のくせにでしゃばりすぎ」「派遣社員のくせに何がんばっちゃってんの?」「派遣社員のくせに正社員の英語をチェックするなんて」「派遣社員のくせに・・・」。


翻訳家になりたくて、一生懸命勉強して、頑張って頑張って頑張って・・・頑張れば頑張るほど、いい訳ができるようになればなるほど、会社ではうっとうしい存在になっていくような感覚。


翻訳家になりたいのは自分の夢。がんばるのはそのためで、結局は自分のため。頑張るのは私の勝手。・・・そう言ってしまえばそうなのかもしれません。でも、仕事でどんなにいい成果を残しても、決して認められないということが、そしてその理由が「派遣社員だから」と言われることが、当時の私にはどうしても納得できず、受け入れられませんでした。


書類整理をしていて、タイムシートや給与明細を久しぶりに目にしたとき、私の心に浮かんだのは当時のなんとも言えない、やるせない、砂をかむような気持ちでした。ワー!と叫んで走り出したいような感覚。正社員として働いている今なら、当時の自分を客観的に見ることができます。そして、なぜ周囲にそう言われたのかも頭では理解できます。でもやっぱり心では納得できなくて、当時と全く同じ思いが胸を締め付けるのです。


あの時のやるせなさがあったから、悔しいと思う気持ちがあったから、今まで頑張ってこれた・・・という側面があるのかもしれません。それでもやっぱり・・・今でも苦しい。辛い。


当時のタイムシートと給与明細を1枚1枚シュレッダーにかけながら、そんな思いを1週間ほど引きずりました。(^^;今は「喉元過ぎれば」なのか、元気に過ごしているのだけど、この文章を書いているとやっぱり・・・・(^^;イカイカン。落ち込んでいる場合ではないのです。今の私には新しい目標があって、それに向かって進まなくちゃ!がんばるぞー!


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