お友達と武田尾へ廃線ウォークに行ってきました。
去年の9月に来たときは紅葉の季節で、普通にハイキングを満喫したのだけど、今回はどうしてか事故のことを思い出してしまって、笑顔でみんなと話して歩きながら、心はかなり辛かったです。
通勤定期の3ヶ月を買うにあたって、JRのを買うか、阪急のを買うか、とても迷いました。
阪急を使ったほうが本当は精神的にはよいのだと思います。
でも、JRの方が家から近いし、安いし、早いのに、わざわざ阪急を買うのは「事故現場を通れないから」であって、そう思うと、亡くなられた方や怪我をされた方に対してとても失礼に当たるような気がして、だからこそ避けて通ってはいけないという気がして、今までJRに乗り続けてきました。
でも、最近乗るのが本当に辛くて、毎日泣きながら乗ってるような状態で、やっぱり無理せずに阪急に乗った方がいいのではないかという気がしてきました。
病院の先生も、私の気持ちさえ許せば、絶対阪急に乗るほうがいいと考えているようでした。
4/25に病院に駆け込んだときも、「今日は阪急で帰りな」とおっしゃっていました。
かなり悩んで、考えて、結局JRを買うことにしました。
やっぱり「避けて通ってはいけない」という気がしたからです。
たとえ、阪急を使って私の心が平常に保たれたとしても、それはまやかしで、一時的なものの気がしたからです。
根本的に「いつ乗っても大丈夫」にならないと駄目な気がしたのです。
でも正直に言うと、買った後でもやっぱりまだ迷っています。
「避ける」ということで、普通の生活が送れるなら、それに越したことはないのではないか、「避ける」ことも手段のひとつとして考えてもよいのではないかという気持ちがないわけでもありません。
でも、どうしても踏ん切りがつきませんでした。
決心がついたら、そのときにJRは払い戻しして(払い戻しはいつでもできるし)、阪急に変えようと思って、とりあえずJRを買ったという感じです。
私の心の中で、事故のことがきちんと受け止められるようになるまでは、JRに乗っていても、阪急に乗っていても、病気は治らないと思います。