節約生活

働きながら子育てするしーちゃんの節約日記

今日は3週間ぶりの診察日。
とってもいいお天気で、せっせと洗濯物を干してから行ってきました。
何だか朝から調子がよかったです。


今日の診察は、「しーちゃん電車に閉じこめられ事件」で、私が耐えきれずに先生に電話していたことから。
私はそのことについてあんまり話したくなかったし、触れて欲しく無いなぁと思っていたんだけど、先生は聞きたいことがあって、聞くのは必要なことのようでした。


(先生との会話を標準語で書くのはとても難しいので、関西弁のまま書きますね。どうしても標準語だとニュアンスが違ってきてしまうので・・・。関西弁を想像しながらお読み下さい。それから先生とお話するときは、敬語とそうでない言葉が入り交じって話しているので、ちょっと変な感じですが、いつもそんな感じなのでお気になさらないでください。)


し:この前は取り乱してお電話してすみませんでした。
先:いやいや。色々あるねぇ。
し:はい・・・。


私はこれでこの件についての会話は終わらせるつもりでした。
自分から話を切りだしたのもそのせいだったんだけど・・・。
先生はこの話を続けたそうな感じでした。


先:宝塚方面行きの電車に乗ってたんや。
私:うん。
先:最寄り駅は○○やったっけ?
私:そうそう。
先:家にどうやって帰ったか、覚えてない?
し:う〜ん・・・(うなづく)。
先:何となくとか、思い出せることあるかなぁ?
し:・・・。


し:ど・・・(泣きそうになる)・・・。


・・・先生は私が答えるのを、暖かいまなざしで見守りながら、ゆっくり答えていいんだよって感じで待ってくれていました。
いつもそんな感じで、どうしても答えがでないときなんかは、質問を変更してくれたりもします。
今回は質問変更の前に私が答えました。


し:次の駅で止まったら降りようって思ったんは覚えます。
先:うんうん(カルテに何か書き書き)。


先:そのあと、どうしたとかは?
し:自分の部屋でコートとかも来たまま泣いてて・・・うーん・・・(思い出せない)・・・。
先:ご主人とは部屋別なん?
し:寝室は一緒やけど、旦那がパソコン関係の色々持ってて、片づかへんから、旦那には旦那の部屋を与えてて。
先:あー、前に言うてたねぇ。
し:そうそう(笑)。


先:お友達とは結局遊びに行けたん?
し:あは(笑)。行けました。大分楽しかったです。
先:そうかぁ。それはよかった。大分楽しかった?
し:うん、大分楽しかった。男性にはお話できないようなことで盛り上がって。
先:そうなんや(爆)。ハイハイ。お話しできないようなことねぇ。
し:ふふふ。
先:?
し:思い出し笑いです。
先:よっぽど楽しかったんやね。それはよかった。
し:すいごいよかったです。


先:電車は阪急を使って?


これは聞かれれるだろうなぁと思ってたけれど、答えたくないなぁと思っていた質問でした。


し:・・・ううん。・・・JR(この言葉を口にする度に泣きそうになります)。
先:あ、そうなん?
し:大分がんばって乗ってる。
先:かなり力入ってる感じ?
し:うん。大分力入ったまま乗ってる。
先:ぐ〜って感じで?
し:うん。行きと帰りで、帰りは(事故現場の横を←この言葉を言うのを避けています)通るんが2回目やんか。やから駅に降りたらぐったりしてる。
先:そうか。がんばってるんや。
し:なんでそんなにがんばってんのんか、自分でも分からんようになってきた。でも阪急に乗るんはアカンって思ってる。
先:なんでやろうなぁ。
し:なんでやろう。分からへん・・・けど・・・もしかしたら、前にテレビで息子さんを亡くされた三田市の方が「(JRに←故意に言うのを避けてます)乗って通勤します。」って言ってたから、それがあるんかなぁ。
先:そうかぁ(カルテ書き書き)。


先:旦那さんにはこのこと話した?
し:電車の中から電話した(正確にはメールをしたら電話がすぐにかかってきた・・・です)。
先:そうなんや。何か言うてはった?
し:旦那は「信号の故障だったら、安全のために止まってるから大丈夫だよ」って言ってくれて、そうなんやって頭では分かった。声も聞けて安心したし。
先:うんうん。
し:でも、電話切った瞬間、また現実に戻されるっていうか、しーんとした車内におるっていう現実が目の前にあって、ほっとしたんは一瞬だけやってん。
先:ああいうときは独特の緊張感があるからね。
し:それで、頭は安全のために止まってるから大丈夫って分かってんねんけど、心が・・・気持ちは駄目やねん。
先:パニックみたいな感じになるんや。
し:そうそう。
先:そうかぁ(カルテに書き書き)。


先:まだ今回みたいなことがあったりするとしんどいね。
し:うん、しんどい。


先:でもお友達と会って楽しめてよかった。
し:うん、それはすごいよかった(笑)。あー、でも関係ないかもしれんのやけど、すっごい楽しくて笑ってるのに、ちょっと感情のスイッチが壊れてたみたいで、2,3回、大笑いしてる時にふっと泣きそうになった。
先:ふんふん(カルテ書き書き)。
し:誰が何を言って、その言葉に反応したとか言うんでないんやけど。
先:ふんふん(カルテ書き書き)。
し:うん、スイッチが壊れてたって感じでふっと。
先:そか。


そんな感じでやっと「閉じこめられ事件」のお話は終わりました。
それから、乳汁分泌の副作用のお話をしました。
その話が出たついでに、生理が止まらないことを聞いてみました。
普通はプロラクチンが上昇するので無月経になることが多いはずで、もしかして婦人科系の病気の疑いがあるのかなぁと思って。
でも、明らかにドグマチールを3錠に増やしてから発現している症状なので、婦人科系の病気ということはないでしょうということでした。


それからマイスリーは全くなしでは眠れないけれど、半錠で眠れていると話すと、ちょっと驚いた様子でした。
何か変だったかなぁ?
とりあえず、今までは10mgだったのを5mgに減量することになりました。
減量成功。
ヤッタネ!


あと、パキシルというお薬についてもお話しました。


先:パキシルはどうやろう?ドグマチールとどっちが効いてる感じ?
し:うーん、よく分からんっていうのが正直なところかなぁ。
先:そうかぁ。(^^;
し:ドグマチールもなくても大丈夫と思って切ってみたら、エライことになって(ドグマチールを切った反動で、ものすごい不安に駆られて泣き続けたり、自殺しようと家中の薬を集めてしまったりしました)、それで初めてドグマチールは効いてたんやなぁって分かったから、パキシルも切ってみたら分かるかも。
先:(^^;
し:でもパキシルって切るのが難しいお薬なんでしょ?(添付文書にそう書いてあります)
先:うーん、でもそれは人によるからね。あぁ、でももうすぐ(事故から)1年で周りもさわさわし出すやろから、もうちょっと続けとこうか。
し:うん。最近もテレビでちょっとやってて気になってた。
先:やっぱり気になってたんや。
し:うん。
先:ほな、パキシルは続けるということにしときましょう。


先生はお話をされるとき、私が言いたくない言葉、聞きたくない言葉をよく考えてらして、言わないように言葉を選んでお話されているのを感じます。
今回「事故から1年」といわずに「1年経つから」と、「事故から」を言わなかったのもそういう配慮からだなぁと思いました。


先:次回はまた3週間後にしとことか。
し:1ヶ月後でなくてもいいのん?前に次回から1ヶ月ごとにしてみようって言よったよ。
先:あぁ。すっかり忘れとった。イカンなぁ。
し:先生ようけ患者おるけんしょうがないよ。
先:いや、でも自分の言うたこと忘れるんはなぁ。
し:先生は名医やと思いますよ。
先:あはは(照)。


し:あーでも、時期的に3週間後の方がいいかな。
先:(カレンダーを見る)あぁそうやね。


先生も私もチェックしていたのは事故の日でした。
その前後に病院へ行っておいた方がいいだろうという判断でした。


今日は他にも色々と雑談をしました。
先生は私との雑談の中から色々なキーワードを拾っているようです。
今回は交通事故にあったことがあるという話の中から何か見つけたようでした。


あと1ヶ月で4月25日。
事故から1年。
もう1年。
はや1年。
もう1年経ったなんて信じられません。


私なんて事故に遭ったわけじゃなくてこんなんなのに、ご遺族の方や、事故に遭われた方はどんな風に過ごされているのだろうと思うと、胸がしめつけられるような思いがします。
事故の原因究明、安全運行、そしてご遺族や負傷された方のご心痛が出来る限り取り除かれる日が早くくることを祈っています。