節約生活

働きながら子育てするしーちゃんの節約日記

病院に行って来ました。
3週間くらい行ってなかったので、すごく先生に会うのが楽しみでした。
昨日は会社でちょっとムッとしたけれど、基本的にお仕事は上手く行ってると思うし、翻訳は楽しいし、通勤もなんとかこなせているし、先生にいい報告ができるかなぁって思ってたので。
それから、2/18の日記に書いた「ペンギンさんのぬいぐるみ」の名前、実は先生の下のお名前をつけさせてもらったので、その報告もしたかったんです(あきさんに、「事後承諾になるけど、先生にちゃんと報告しておきなさい」って言われたし)。


病院はいつも通り1時からで約1時間くらいでした。
私の顔を見るなり先生は「元気そうだね」って言ってくれました。
きっと私の気持ちが顔に表れてたんでしょうね〜。ふふふ。


最初は思った通り、会社のことを聞かれました。
どんな感じか、とか、お仕事の内容のこととか。
翻訳をするに当たって、とてもいい環境が整っていること、専門分野を訳すのに必要な専門用語を収得するために、今は外注で他の人が訳した翻訳のチェックをさせてもらっていること。
それを見ながら自分用に「専門用語辞書」を作っていること。
それが終わったら本格的に翻訳の仕事を始める予定で、その段取りはとても翻訳者にとってはありがたいということをお伝えしました。


うんうん、と聞いてくれていた先生は、話しているときの私の様子がとてもよかったらしく、安心してくださったようでした。
最近になってやっと気づいたのだけど、先生は、私が話している内容はもちろんのこと、その時のしぐさや表情もとても見て、いろんなことを判断されているみたいです。


それから通勤のことを聞かれました。
このときはちょっと泣きました。
「先生が前回の診察の時に『大丈夫』って言ってくれたから、大丈夫って思ってる」ということをお伝えしました。
あと、お薬のことも聞かれました。
ドグマチールを今一日3回飲んでいるのだけど、副作用の乳汁分泌について気にしてくださっているようで、「やっぱり分泌はある?」って聞いてくれました。
あることは正直に言ったけれど、前に一度止めてみて、やっぱり飲んでないと駄目だし、あのお薬がよく効いているっていうのはよく分かったから、飲んでいたいと言いました。


普段、先生はお話の途中で「わっはっは」と声に出してよく笑います。
でも、こんなときの先生はふんわりやさしく微笑むっていう感じで、包み込むような暖かい笑顔っていうか、そんな感じで「そうですね」って言ってくれるんです。
私はそんな先生の「わっはっは」にも、やさしいほほえみにもとても助けられて、励まされて、救われている気がします。
ドグマチールの時は「そうですね」ってやさしく微笑んでくれました。
今は思いこみかも知れないけれど、このお薬を飲んでいるから電車に乗れていると思っている部分があります(あと、先生が「大丈夫」っていってくれたこと)。
なので、なんだかとってもほっとしました。


それから「先生にご報告したいことがあります」と言って、ペンギンの話を始めました。
「ご報告したいことがあります」と言った直後は「ほうほう」って、緊張した感じだった先生の声も、ペンギンの話と分かって、海遊館の話なんかで盛り上がりました。
そして、ペンギンのぬいぐるみに先生の名前をつけた、と言うと、先生は大爆笑されました!
「腹が立ったりしたら、『こいつめ!』って殴ってもいいよ」なんてまで言ってくれて。
携帯でとったぬいぐるみの写真や、ペンギンパレードの様子を見せました。
変わりに先生は「神戸にペンギンバーっていうのがあるよ」って、詳しい位置まで教えてくれました。
「絶対行ってみます!」って言って、また二人で大笑いしました。
先生、ホントに行きますからね〜〜〜〜!!!


それから、不安が強いときに飲むお薬をいつ飲んだかという報告もしました。
一度は電車が異常に遅れたとき、それから空き巣に入られた日と、あきさんと大喧嘩をした日。
そのくらいです。


病院にいるときは優しい気持ちになれます。
私が通っている病院はカウンセリングが主体という感じなので、時間をかけて話をきいてくれます。
どんなことを言っても、泣いてもわめいても、先生をはじめ、スタッフの皆さんは受け止めてくれます。
前々回病院で倒れて、大泣きしてしまったときも「しんどいね」「辛いね」って、私が一番つらいのだというスタンスで受け入れてくれました。
それが普段の生活ではやっぱりそれって難しいし、私も気を遣ってできない部分もあるし、そういうのが本当は鬱病の人にはよくないことなんだけど、現実問題としてはやっぱり難しいわけで・・・。
それが病院では「大丈夫」っていう大前提があるから、ほっとして、リラックスして、気がゆるんで、先生やスタッフの皆さんといると優しい気持ちになれるのだと思います。
そんなわけで、もちろんあきさんや両親、家族や友達が私をしっかり受け止めていてはくれているけれど、今の私にとっては、病院もなくてはならない存在です。


仕事に行き始めて、私の調子はかなりよくなっているようです。
先生もニコニコでした。
とりあえず夜もよく眠れているので、様子を見ながらマイスリーという睡眠導入剤を減らしていくことにしました。
通院も基本的に2週間に1回を1ヶ月に1回にしていこうかっていうことになりました。
次回はとりあえず私の帰省の都合などで3週間後になりました。


こうやって、少しずつ病院が必要なくなっていく自分になっていくんだなぁと思います。
まだまだお薬は飲んでいるけれど、少しずつ、少しずつ病気から立ち直っていくんだなぁって。
今回は特に快方に向かっているのを感じました。
先生とお話できる機会が減るのは残念だけど、先生を待っている患者さんは他にもたくさんいるし、私も独り立ちできる日が来るようにがんばらなくてはね。(^^)


今日はぐっすり眠れそうな気がします。