節約生活

働きながら子育てするしーちゃんの節約日記

今日は病院でした。前回から2週間。いろいろなことがありました。テレビで、事故の負傷者の方が行ったシンポジウムの様子を見てかなりショックを受けてしまったこと。それをきっかけに、どうしても気になって、事故関連のHPの管理者の方にメールを送ってみたところ、会合に誘われたこと。その会合に行きたい気持ちはあるけれど、怖くて行けそうにないこと。北海道で竜巻が起こって、その現場がニュースで流れていたのを見て、事故を思い出してしまい、眠れなくなって、頓服を飲んだこと等々。洗いざらい先生に話しました。
まだまだ完全に事故のショックから立ち直れているわけではないようです。何かきっかけがあるとどうしても思い出してしまって、眠れなくなったり、悪夢を見たりしてしまいます。
事故があったという「事実」は絶対風化させてはいけないし、忘れてはならないものです。そして、安全第一に運転を行ってもらいたいと思っています。でも、私の中の「記憶」は風化させたいと願っています。「整理したい」と言った方がいいのかもしれません。人間には「忘れる」という能力が備わっています。嫌だったこと、辛かったことを忘れることができるから人間は生きていられる。私はあまりにも事故の衝撃が大きすぎて、まだ事故のことを記憶の中で整理できないままでいます。だから、何かきっかけがあると、眠れなくなったり悪夢を見てしまったりする。ひどいときは過呼吸を起こしてしまうこともあります。せっかく誘ってくださった会合に行けないのもそのせいです。行けば必ず鮮明に事故のことを思い出してしまうに違いありません。事実、そのメールをいただいただけで、震えがとまらなくなり、鼓動が苦しくなってしまいました。せっかく頂いたメールだったのに、申し訳ないと思うと同時に、今の私にはまだ無理なのだと痛感しました。本当に本当に申し訳ないのだけど、会合はお断りすることにしました。
今私にできることは、お薬を飲むこと、そして時間がたって、事故の記憶が頭の中で整理されるのを待つことなのかもしれません。先生も会合については「無理して行かない方がいいよ」と言ってくださいました。なんだかほっとしました。自分の中で事故の記憶を風化させようとしていることに、強い罪悪感があったのだと思います。
今は「翻訳家になる!」という夢を持って前に進んでいます。英語の勉強をしていると、「あのとき死ななくてよかった」と思えるようになってきました。つい数ヶ月前まで、死ぬことばかり考えていた私でしたが、やっとここまでこれました。ずっとあきらめずに見守ってくれた先生と家族のおかげだと思います。
私は必ず「翻訳家」になります。そして、事故の辛い記憶もきちんと自分の中で整理して、「事実」を「風化させない」ために何かできる自分になりたいと思います。今はまだ何もできなくて、自分のことで精一杯だけど、将来必ずなりたいと思います。それにはまだ時間が必要です。その日がくるまで、まだもう少し・・・時間はかかるかもしれないけれど、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。