節約生活

働きながら子育てするしーちゃんの節約日記

極貧時代の思い出の街

今日はゲリラ豪雨の可能性との天気予報。
自治会の会合に英語セミナーにと外出の一日なので、
泣く泣く浴室乾燥を使用。

はぁ、電気代とガス代が・・・。(涙)
しかも今外晴れてるしっ!(悲)


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先週、美容院へ髪を切りに行きました。
派遣社員として働いていた会社がある街。

懐かしさというより、私にとっては苦い思い出が多いです。
翻訳学校に通いながらの通勤だったので極貧だったし、
脱線事故の影響でうつ病を発症し、会社をクビになったり、
色々ありました。

その街の美容院へ通うようになったのは正社員になってからで、
翻訳学校を卒業していたこともあって、
今と同じく節約する必要はあったけれど、
極貧状態からは脱出できていました。

今、数ヶ月に一度その美容院へ通っているけれど、
美容師さんのお人柄もあって、
大分その街に対する印象が変わりつつあります。

それでも、まだ時々ふっと当時の思い出が蘇って、
やるせない気持ちになってしまったりすることも。

当時、本当に極貧でした。
1円でも多く稼ぐにはどうしたらいいか、
1円でも節約するにはどうしたらいいか、
毎日毎日考えていました。

1ヶ月にもらうお給料から生活費と学校代を差し引くと、
手元に残るお金はわずか。

それでも、少しずつ少しずつお金を貯めて、
やっと郵便局で定期貯金を作れる額になりました。

具体的な金額はもう覚えていないけれど、
数万円、もしかしたら1万円程度だったかもしれません。

それでも、1年預ければ利子が1円つく。
当時の私にはその1円が貴重でした。

定期預金を作りに会社近くの郵便局へ行きました。
お昼休みはいつもOLやサラリーマンで込み合っている郵便局でした。

定期を申し込もうとした私に、
窓口の人が電卓を叩いて言いました。

「預けても利子1円しかつきませんけど、いいんですか。」

心のどこかで
「もしかしたら言われるかもしれない」
と思っていた言葉でした。
でも「きっとそんなこと言わないだろう」
と期待もしていました。

言われて、恥ずかしいとか、悔しいとか、腹が立つとか、
そういう気持ちは全然わいてこなくて、
ただただ、やるせなさでいっぱいになりました。

それでも、その1円が当時の私にはとても大事でした。
なので、申し込みをお願いしました。

その定期のために、証書が作られたのですが、
恐らくその証書を作るための費用は1円以上かかったと思います。
証書だけでももっとしたかもしれません。

でも、誰も1円タダではくれないのです。
その受付の人も、私に1円をくれるわけではありません。

「一銭を笑う者は一銭に泣く」という諺があります。
今の時代だと、
「一円を笑う者は一円に泣く」という方が現実的でしょうか。

でも、恐らくその受付の人は一円に泣くことなど、
きっと一生ないのです。

一円が大事で、貴重で、誰に何を言われても定期を作っちゃう、
そんな私みたいな極貧生活は彼女には一生縁がないのです。

・・・なんて出来事をふっと思い出したのでした。

もうすっかり忘れていたのに、
その街に行くと、そんな昔の思い出がふっと蘇ります。
大抵はよいことではなく、悪いこと。
今でも思い出すだけで心がじくじくと痛みます。

思い出したからといって、
今の節約の励みになるわけでもなく、
辛いだけなので、
とにかく気分を切り替えなければ。

最近一番の気分転換は、
携帯電話で撮りためた息子君の写真を見ること。
去年の今頃、おととしの今頃と振り返ると、
成長を感じて嬉しくもあり、切なくもあり。
いずれにしても、愛しい元気の源です。

今日も節約頑張るぞ〜!

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