節約生活

働きながら子育てするしーちゃんの節約日記

カウンセリング

今日は学校でカウンセリングを受けてきました。
1ターム1講師につき1回ずつ20分間受けられるもので、今回は翻訳を担当して下さっている先生にお願いしました。
実は最近、何だか自分の中でとってもとっても行き詰まっていたんです。
翻訳の勉強をすることが嫌になったわけでもないし、勉強スル努力を惜しむようになったという訳でもなく、はっきり「ここを改善したいのですが、どうしたらいいのですか?」とか「こういうことで困っているんです」といった、明確な悩みがあったわけじゃないんだけど、とにかくしんどくて。
今の自分の何がダメなのか、どうしたらいいのかとか、かなり漠然とした悩みだったのだけど、先生とお話したら、自分の中で何かが開けるかなぁと思って申し込みました。
カウンセリング申込書には、どんなことが聞きたいかについて書く項目がいくつかあって、フリー記入欄もあります。
私は自分でフリーに書ける程、自分の悩みがはっきりしていなかったので、項目の中にあった「予習・復習など勉強方法について」「現時点での実力評価について」にティックを付けておきました。


カウンセリングは授業前でした。
先生に時間をとっていただいたことにお礼を言って、カウンセリングスタート。
まず先生は、私の訳のよい点を上げてくださいました。
大きな訳のミスや解釈ミス、特別変な日本語使いをしたりしないのが私の訳のよいところなのだそう。
安定して一定以上のスコア(毎回A〜D、Fで評価がつきます。)を取れているというのは、いろいろな分野の訳をしている今のレベルではとても大切なことなのだそうです。
ふーむ、そうなのかぁ。
そんなことを話しているうちに、自分が悩んでいたこと、どうして行き詰まっていたのかがだんだん分かってきました。
それはとても単純明快で「上手く訳ができない」「変な訳だと分かっているのに、どんなに考えてもいい訳が思いつかない」という自分にイライラしているということでした。
私が英語を好きな理由の一つには、やればやっただけ身につくという点です。
時間をかけて英単語を覚えれば、その単語を忘れることはありませんし、そうやって覚えた単語は文章を読むときや、問題を解くときに必ず役に立てることができます。
数学なんかだと、ひらめきが必要だったりして、時に私は幼なじみが数学の天才だったので、絶対あんな風にはなれないなぁと思ったものでした。
でも「英語は決して努力を裏切りません」でした。
それなのに、翻訳ときたらそうはいかないのです。
何度も何度も校正しているのに「これで完璧!」と思える訳がどうしてもできないんです。
それは何事も時間をかけ、努力してがんばってきた私にとってはショックであり、もしかして私はこの道で生きていけないんじゃないか、才能がないと無理なんじゃないか・・・といった不安から「行き詰まり感」や不安、イライラが募っていたようでした。
先生とお話していて、何度か「そんなに先を急がなくてもいいですよ」といわれました。
まだまだ翻訳を始めたばかりの私には、できないことがたくさんあって当然だし、最初から上手くできれば学校なんていらないのです。
学校のターム中という短いスパンの中で努力することももちろん大切だけど、その成果というのはすぐに表れるものではなく、もっと長い目で見て、継続してがんばっていかなければならない・・・なんて、もうとっくの昔に分かっていたはずのことだったのに、私ってば、目の前の「上手く訳せない!」という事実に振り回されて、焦っていたんですね〜。
まだまだ未熟だわ。(^^;


そんなこんなで、カウンセリングが終わる頃にはすっかり元気を取り戻し、やる気マンマンになっていました。
今は自分はよりよい訳をしようと、ない知恵を絞ったり、自分の中から出てくるか分からない単語を探し出そうと、必死で考えているわけだけど、それは決して無駄なことではなく、その一つ一つが大切なんだなぁと言う気がしました。
ふふふ。
そんなわけで、これからもがんばっていこうと思います。