よく「どうやったら英語話せるようになるの？」と聞かれます。私はこんな風にしてきた、ということを聞きたいのかな〜？と思って、「毎日単語100個覚えるっていうのを半年続けた」という話しをすると、必ず「絶対無理」と言われます。そこで「1日100個じゃなくても5個でも随分違うと思うよ〜」とフォローすると、「1日5個じゃ、何年かかることか・・・」と言われてしまいます。・・・うーん、どうすればいいんだろう？・・・いつも悩むところです。私は頭がよくない上に、物覚えが悪く、すぐ忘れる、というおバカさんです。唯一あると思われる才能は「努力し続けられること」。なので、ひたすら時間をかけ、何度も何度も繰り返し、忘れては覚え、覚えては忘れを繰り返し、少しでも英語に触れられる時間を作り・・・と、今自分で書いていても、とても効率の悪い方法でやってきました。（なので人にはオススメできません。）もし、簡単で即効性のある勉強方法があるなら、私も是非知りたい！（笑）でも、多分そんな方法ってないのかもしれません。もしあったらきっと大ベストセラーになっているでしょう。どんな英語教材にも一長一短があるということなのかもしれません。
でも、どんな教材でも、これ！と決めたら、それを少なくとも1ヶ月は継続することをオススメします。「この教材、買ったけど、○○なところがダメなんだよね〜」と放り出してしまったらそこでおしまい。その教材が持ってるいいところも吸収できなくなってしまいます。せめてその教材のいいところを吸収して欲しい！1週間のうち、1日集中で5時間勉強するより、毎日毎日30分勉強した方がいいと思います。それを1ヶ月続けてみる。雨の日も風の日も、疲れている日も飲みに行った日も毎日続ける。これ、意外と難しいことです。でも、確実に力になると思います。
・・・なんて、語っちゃったのは、先日、あきさんが英語の教材を購入したためです。あきさんは英語を書くというより、話す方を伸ばしたいということだったので、それによさそうな教材を買いました。本にCD付き。最初、その本に載っている文章を見たあきさんは「ちょっと簡単すぎない？」と不安そうでした。そこで、「じゃぁ、彼は歩いていますって言える？」と聞いてみました。あきさんは少し考えて、ちゃんと答えてくれました。でも、それじゃダメなのです。考えてるってことは、頭の中で「日本語→英語」っていう変換を行っているということ。難しい文章なんかであれば、仕方ありませんが、「彼は歩いています」くらいの文章なら、お口が勝手に動いて英語で話してる、くらいにならないといけません。スピーキングを上達させたいなら尚更！・・・と、エラそうにあきさんを説得。（笑）そして、絶対毎日続けるという約束で購入しました。今、あきさんは毎日そのCDを聞いています。耳から英語のフレーズをこれでもか！と叩き込んでいる段階です。文章にしてみれば、中学で習った程度の英語なので簡単なのすが、「書けるけど話せない」のが日本人に多く見られる特徴で、あきさんもまさにその一人。とりあえず1ヶ月続けることになっています。それが終ったら次はお口から英語を出す練習をする予定です。スピーキングはお口を動かしてなんぼ！なのです。・・・と、とてもエラそうな私・・・。（＾＾；仕事で海外の人と話すときに今はもどかしい思いをしているようなので、少しでもそれが緩和されるようになるといいなぁと思います。
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