同僚に彼氏の相談を受けました。何でも彼女が彼の家に転がり込む形で同棲を始めたのだそうだけど、彼女が住むようになって光熱費が上がり、それで揉めたのだとか。特に水道代が顕著に上がったそうで、「お風呂に入るときはシャワーを出しっぱなしにするな」とか「シャワーの時間長すぎ」とか色々いわれたそう。「めちゃ節約家やねん。」とこぼしていました。
実はその彼氏、私の隣の席に座っています。そう、社内恋愛なのです。今回彼が節約家という話を聞いて、かなり驚きました。というのも、彼は毎朝某コーヒー店のカップを片手に出勤するのが習慣。ずっと「ブルジョワだなぁ」と思っていたのです。コーヒー店のコーヒーって、安くても1杯250円くらいします。ひと月20日働いたとして1ヶ月で5千円。キャー！しかも夕方には必ず自動販売機で何かを買っています。（同僚の彼氏だからといって特に観察しているというわけではないのだけど、「もうすぐ定時だな〜」と思う時間帯になると、小銭入れからジャラジャラとお金を出す音が聞こえるのです・・・。）1本120円なので、1ヶ月(20日）で2400円。朝のコーヒーと合わせるとひと月7400円も飲み物に使っていることになります。ひえ〜！会社で用意されているドリップコーヒーやお茶（全部タダ）しか飲んだことのないしーちゃん。彼は院卒でお給料が高いから余裕があるんだろうなぁと思っていました。
それが実は節約家だったというのです。かなり驚きました。1ヶ月の飲み物代で彼女の水道代分くらいは出そうな気がするなぁと思ったのだけど、もしかしたら、その飲み物は彼にとっての唯一のお楽しみかもしれませんし、それを飲むことで日々のお仕事への活力を得ているのかもしれません。人によってお金をかけたいところとそうでないところは違うので、その辺を彼女にお伝えするのはやめ、とりあえずシャーの使い方は気をつけることにして、上がった分は払うという風にしてみたら？とお話しました。
お金の問題は難しいです。以前、「お友達とお金の話をするのは気が引ける」と書いたことがあるけれど（5月21日の日記参照）、彼氏・彼女とするのも難しいものかもしれません。しーちゃんは遠距離恋愛をしていたので、交通費や通信費、デート代など、話さざるをえなかったという事情があったのだけど、話しておいてよかったかなぁと思います。あきさんの金銭感覚や経済観念が分かったからです。この人なら大丈夫と思いました。・・・と、そこまで同僚には言えなくて、なんだか中途半端なアドバイスになってしまったのだけど。うーん、どうしたものやら・・・。
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