節約生活

働きながら子育てするしーちゃんの節約日記

節約の原点

5年前、しーちゃんはとある製薬会社で派遣社員として働いていました。時給1500円の翻訳のお仕事。相場としては悪くないのかもしれません。でも、一人暮らしをしていたので、家賃4万5千円をはじめ、光熱費や食費などを自分で払わなければならず、いつも「どうやったらもっと節約できるか?」ということばかり考えていました。


その製薬会社には社員食堂がありました。派遣社員の私達も利用することが許されていたので、ありがたく使わせてもらっていました。いつも白いご飯を持参し、200円のおかずプレートを一つだけ取って食べる毎日。そのプレートは日替わりで内容が変わったので、一人暮らしのしーちゃんにとってはありがたい栄養補給源でした。ボリュームもそこそこで、それだけで満足していました。


その食堂で、時々「フェア」と題して、少し高め&数量限定のプレートが出されることがありました。400円くらいだったかな。ビーフシチューだったり、ブタの角煮だったり、そのときによって内容は違ったけれど、いつものプレートより手が込んでいて、材料のいいお料理でした。同僚達はそのプレートをゲットしようと、チャイムと同時に食堂に走っていました。そんな同僚を横目にいつもの200円プレートを取るしーちゃん・・・。1食に400円もかけるなんて、当時の私には考えられませんでした。その製薬会社には2年いたけれど、最後までしーちゃんがその「フェアプレート」を食べることはありませんでした。


なぜゆえに5年前も前のことを思い出したのか?それは先日アップした「1000円のレディースランチを食べるべきかどうか迷っている」(○月○日の日記参照)に関連しています。アップした日以来、ホントにどうするべきか、かなり悩んでいました。そんなときふっと思い出したのが5年前のこと。


当時は、食費に限らず、全てにおいて「超節約モード」でした。バス代を浮かせるために駅から何十分もかけて会社まで歩いたり(しかも毎日!)、光熱費を浮かすために会社のお風呂に入ったり、水道代を節約するためにお風呂から洗濯機までバケツで水をウンウン言いながら運んだり・・・。今思うとホントに涙ぐましいばかりの節約をしていました。それが結婚してダブルインカムになり、転職して年収が上がり、「節約中」と言いながら、少し金銭的に余裕が出てきたが故に、当時のハングリーな節約精神はどこか薄らいでいったのかもしれません。400円のフェアプレートに見向きもしなかった私が、1000円もするランチを食べるかどうか悩んでいるなんて!!!いつの間にか贅沢になっていたのだなぁと思います。原点に返らなくては。今日からもう一度生活の見直しをしたいと思います。


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