節約生活

働きながら子育てするしーちゃんの節約日記

事故後、病院の先生は「事故の辛く悲しい記憶は、時間が経つにつれて、普通の記憶と同じになっていく」とおっしゃいました。当時の私は、絶対忘れられるわけがないと思いましたし、万が一忘れて行くようなことがあればきっと自分が許せないだろうと思いました。亡くなられた方々への冒涜になると考えたからです。でも4年経って、私は少しずつ事故のことを忘れていっています。普通に眠れるようになり、事故のことを思い出さない日も増えてきました。漠然と抱き続けていた「生きていることへの自責の念」も薄れ、自分の立てた「よい翻訳者になる」という目標に向かって「頑張る」ということができるようにもなってきました。マリコやあきさんという暖かい家族に見守られながら、「普通に」毎日を送っています。「それはよいことなのですよ。」と、病院の先生はおっしゃいました。「生きていていいのですよ。」とも。でも、私はまだ心のどこかで、自分がこうして「普通に」生きていることに、迷い(罪悪感?)があるのだと思います。昨日、4年目の4月25日を迎え、「生きること」について考えました。考えて、考えて、考えて・・・。やっぱり私は生きていたいと思います。会社へ行き、大好きな翻訳のお仕事をして、家に帰ったらあきさんのためのお料理を作って。何気ない日常。いつもと変わらない毎日。それがどれほど大切なことかを事故をきっかけに学びました。私にとって、4月25日は「命について考える日」になったのかもしれません。これからも生きて生きたいと思っています。泣いたり、笑ったり、喜んだり。そんな毎日を大切にしたいと思います。
まだ上手く考えがまとまっていない上に、つたない文章なので、お伝えしきれなくてごめんなさい。明日からは普段どおりの日記にしますね。しーちゃんの日常、しーちゃんの毎日を綴っていきたいと思います。