今朝はいつもより1時間遅い7:30起床。新しい病院に行くということで、昨日の夜からの緊張が続いていました。あきさんに「本当に一人で大丈夫?」と何度も聞かれたけど、「大丈夫!」と元気に答えました。緊張はしてるけど、うん、一人で行けそう。本当は一緒に来てもらった方がいいのかもしれないけれど、先週の自殺未遂でお仕事を休ませてしまったし、これ以上あきさんに迷惑はかけられません。病院に行くくらい一人でできなくっちゃね。
あきさんが出勤してから、母とパニック障害をもつ友達に電話しました。緊張していることを話すと、二人とも色々励ましてくれました。おかげでちょっと緊張が和らぎました。アリガトウ!
診察は午後2時から。家を12時前に出れば間に合います。身支度を整えてから、病院へ行く前に銀行と郵便局に行ってきました。3ヶ月くらい通帳記入をしていなかったのですっかり忘れていたんだけど、ささやかながら利息がついていました。うれしい♪郵便局の方には税務署からの払戻金も入っていて、二重の喜び。銀行の方も、「あきさんのお給料だけで生活していく」という家計方針になったため、私が働き始めてから今までのお給料が全部積み立てられていて、そこそこの金額になっていました。このまま入院せずに働きつづけたら、半年以内に奨学金の全額返済&報奨金ゲットができそうです。まま、こちらの方はまだどうなるか分からないんですけどね。
電車に乗る前にはチケットショップに行って、昼得切符を買って行きました。往復で50円の節約。小さなことからコツコツとです。
が!
駅についたらストッキングが破れていることに気が付きました。会社とかなら予備を置いてあるけど、普段は持ち歩いてない・・・。仕方なく駅の売店で買いました。525円の出費。(;;)普段からストッキングを持ち歩くって難しいよなー。うーん、どうしよう・・・。大きなかばんのときだけは持ち歩くとかしようかなぁ。ちょっと悩みます。
ちなみに今回買ったのは黒いストッキング。普段は「満足」の「レトロベージュ」しかはかないので、ちょっと冒険だったけど、いい感じでした。お尻の部分とかの作りがちょっと安っぽくてどうかなと思ったけど、まま、そこは見えないし、よしとしましょう。
1時40分頃病院に到着。すぐに診察カードが作られて、診察に呼ばれました。担当してくれたのはかなり若い男性の先生。絶対私より若そう。もしかしたら研修医の先生だったのかもしれません。紹介状には女性の先生の名前が書いてあったので、後から女性の先生に診てもらうことになるんだろうなぁ、なんて思いながら診察室に入りました。
とりあえず、紹介状に書かれている内容を見ながら、その内容をもっと掘り下げて、色々なことを聞かれました。家族構成、生い立ち、症状が出始めたきっかけ、その経緯、それから昔のトラウマについてetc.1時間くらいかけてじっくり聞かれました。これはかなりしんどかったです。1時間っていう時間的なものではなく、そうそう思い出したくも話したくもない過去のトラウマについて話さなければならなかったことや、私の中での禁忌ワードがバンバン飛び出してきたことが、精神的にしんどかったんです。診察が終わったら、変な肩こりになっていました。話しながら体に力が入ってしまっていたようです。
若い先生の診察が終わってから30分ほど待たされて、やっと紹介状に書かれていた女性の先生の診察がありました。(同じ部屋の隅に若い先生もいて、女性の先生と私とのやりとりを聞いていたので、やっぱり研修医の先生だったのだと思います。)女性の先生の診察は、若い先生が私から聞き取ったことを元に、もう少し掘り下げて色々聞かれるというスタイルでした。これもしんどかったです。やっぱりトラウマについて話さなければならなかったし、禁忌ワードはバンバン飛び出すし・・・。初めての診察だからしょうがないのかもしれないけれど、つらい時間でした。
診察の後、入院施設の見学に行きました。私は過量服用の自殺未遂歴があるため、入院するなら鍵のかかる「閉鎖病棟」ということで、閉鎖病棟の見学でした。見学する前は暗いイメージがあったのだけど、壁やドアも薄いピンク色で、思った以上に明るい印象を受けました。鍵も、部屋ごとにかけるのではなく、病棟全体の大扉にだけかけるようです。「お風呂は週に2回、後はシャワーです」などの説明を受けながら、全体を見て回りました。印象はとてもよかったです。
そして再び診察。病棟の印象を聞かれ、あとはもし入院するとしたらいつから入れるかについての説明がありました。今は病棟に空きがあるため、即入院できるということでした。また、私の場合、事故のあった4月25日前後にどうしても不安定になってしまうのだけど、1週間から2週間という短期ステイも可能ということでした。
診察、病棟見学のすべてが終わったのは5時ちょっと前でした。半日病院に行ってみて、病棟自体はよいかなと思いました。問題は先生です。正直なところ、研修医らしき先生とも、女性の先生とも、決してウマが合うという感じはしませんでした。これから入院している間、この先生方に診てもらうのはどうかなぁという気がしました。
この病院を紹介してくれた今の主治医の先生に会ったときは、最初の診察で「この先生だ!」と思えました。それまでに他の病院を受診したり、ネットで調べたりして、やっと行き着いた先生でした。最初から「この先生に診てもらえるなら安心」という気になれました。でもそれが今回のお二人の先生には感じられませんでした。話すテンポや、聞き方、話し方が私には合わない気がしたのです。お二人の先生が悪いというのではなく、これはもうウマが合う、合わないの問題なのだと思います。また、今の主治医の先生とは約2年間に渡って築いてきた信頼関係がありますが、今回のお二人の先生とはこれから築いていかなければなりません。それが短期ステイでできるかどうかはとても疑問だと思いました。
帰りの電車の中であきさんにメールで報告をしながら、やっぱり入院は止めておこうと思いました。桜並木の見える、きれいな環境だったけれど、どうしても先生方との関係を考えると、もし「仕事を辞めて休養する」というのなら、今の主治医の先生にかかりながら、実家に帰って静養するという方が私にはよい気がしました。
そんなこんなで、入院はしないでおこうと思います。我侭なのかもしれないけれど、「仕事を辞めて休養する」という思い切ったことをするなら、やっぱり納得できる形でしたいと思うのです。あきさんも私の話を聞いて納得してくれたようでした。
家に帰ってとりあえず母に電話。今日のことを報告すると、母も納得してくれたようでした。そして「しんどかったら無理せずに仕事を辞めて、実家に帰ってきたらいいからね」と言ってくれました。それだけでなんだかとってもほっとしました。
仕事を辞めるかどうかはまだ決めていません。とりあえず明日、明後日は出勤する予定です。お金のことや、職場での人間関係を考えると(とてもよくしてもらっています)、やっぱり働きつづけたいなぁと思ってしまいます。4月25日をうまく切り抜けられれば、なんとかやっていけるのではないかという気もするし・・・。今週の土曜日、いつもの先生の診察があるので、そのときにまた相談してみようと思います。