節約生活

働きながら子育てするしーちゃんの節約日記

昨日と打って変わって、今日はとても寒かったですね。皆さん風邪など引いていませんか?しーちゃんのお腹は大分よくなってきました。油断せず、もう少しお薬を飲んで様子を見ようと思います。
今日のように晴れ渡った日は、いつも通勤電車の中で少し悲しくなります。去年の4月25日「NPO法人かわにし」の方が配られていた水色のリボンがついたあのカード。それに書かれていたあの言葉。


「あの日、あの列車には様々な思いを抱えた多くの乗客が乗っていました。そして、たどり着きたかった場所へいけずに奪われてしまったたくさんのいのち。あの朝、青く澄み渡っていた空―事故に関わった、多くの人の記憶に残っているこの「空色」のリボンには、たくさんの思いが詰まっています。「あの日を決して忘れない」「あの日、いけなかったその場所へみなで一緒に行こう」という思いをこめて、このリボンを付けて乗車いただければと思います。今日一日、このリボンがあなたと共にありますように・・・。」


私には苦しすぎるのです。私には重過ぎるのです。私には受け止めきれないのです。毎日現場の横を通る度にカードの言葉が胸に突き刺さります。決して忘れてはならないことだと思います。でも、私はそのリボンをつけてどこへ行けばいいのか分かりません。
今は現場が近づくと電車がスピードを落とします。そしてゆっくりと横を通り過ぎていきます。ぽっかりと開いた大きな穴、マンションについた痛々しい傷跡、白いテントの中に設けられた献花台・・・。私はまだ現場へ一度も訪れることができずにいます。病院の先生は「自然に足が向く日が来るでしょう」とおっしゃっていたけれど、まだ行けそうにありません。一生このままなのかな。ずっと引きずって生きていくのかな。
最近幸せって何だろうって考えてしまいます。仕事にも少しずつ慣れて、やりがいのあるお仕事も任せてもらえるようになって、家庭でも上手く家事をこなしていけるようになって、土日にはあきさんとおだやかな休日を過ごして・・・。もしかしたら幸せなのかもしれません。でも今の私はそれを感じられずにいます。それが病気だということなのでしょうか。ただセンチメンタルになっているだけなのでしょうか。私には分かりません。
次の診察日まであと約2週間。最近は世間話も多くて、笑いの多い診察だったけど、次の診察のときには先生にこのことを話そうと思います。