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今日はあきさんのお母さんと奈良と京都観光に行ってきました。
奈良の大仏を見たり、二月堂を見たり、修学旅行以来初めて来たんだけど、当時とはまた違う気分にさせてくれました。小学生のときは、とにかく浮かれていて、大仏様なんてマジマジと見てなかった気がします。覚えていたのは鼻の穴と同じ大きさだという柱の穴を通ったことくらいかな。今回も穴くぐりをやってみました。小学校のときのように、スイスイとくぐれたわけではなかったけれど、特にどこかがひっかかることもなく、無事通れました。ほっ。あきさんのお母さんは「最近太ったから通れないかも」としり込みしていましたが、お母さんより大分体もお尻も大きな外人さんが通り抜けたのを見てユウキが出たのか、「やってみる！」とかばんをあきさんに預けて通り抜けしました。なかなか面白い体験でした。
奈良公園では鹿にえさをやってきました。鹿せんべえを飼うと、鹿がものすごい勢いで寄ってきました。「早くくれ！」といわんばかりに、ジーンズのポケットをひっぱる鹿もいたし、何を思ったか、私のお尻にかぶりついた鹿もいました。かなり痛かったです。私のお尻はおせんべいじゃないっって。(笑）でもいい思い出になりました。

京都では、二条城を見に行ってきました。本丸の閲覧が今日までということで、ラッキーに感謝しつつ、見て回ってきました。色々見所はあったのだけど、特に2階からの眺めが最高でした。2階の窓から見える景色は見事な日本庭園で、少し遠くに目を向ければ山に「大」の字が見えます。昔の貴族や武家のお姫様はこんなところで、たゆたゆと時間を過ごしながら、俳句や短歌を読んだのかもしれません。私もこんな風にゆったりとしたところでなら一句読めそうな気がしました。京都は家から車でいける距離にあるけれど、わざわざお城を見に行くって言うことはありません。でも、こうした日本の伝統文化に触れる機会を作るっていうのも大切なことだなぁと思いました。あきさんのお母さんが来てくれたおかげで、貴重な体験ができました。

それから銀閣寺にも行ってきました（金閣寺も清水寺もあきさんのお母さんは行ったことがあるそうだったので）。思った以上にショボかったです。パンフレットの写真は修正でもしてあるのかと思うくらいきれいだけど、実際に見てみたら、古びた民家のようでした。でも、お庭のつくりは本当に美しくて、お庭だけなら金閣寺のよりいいかもねなんていいながら見て回りました。

体は疲れたけれど、心は満たされた一日でした。時々はこんな風にお城や日本庭園を見に来るようにしたいなぁ。

来月からは主婦になります。あきさんから月10万円を預かって、やりくりしていく予定なのだけど、どこまで毎月残せるかにかかっているかなと思います。節約もがんばるぞ！