節約生活

働きながら子育てするしーちゃんの節約日記

shichan32006-03-16

写真は、昨日見た梅を至近距離から撮ったものです。
ホントに可愛い花でした。
今日雨が降ったから、大分散ってしまったんだろうなぁ。

                                                          • -


最近、毎日学生時代の夢を見ます。
舞台は通っていた中学校から高校。
登場人物は小学時代の友達(当時のままの姿で出てきます)から、最近の友人(留学時代の友達や会社の同僚)まで様々です。
年齢的にみんなが同じ教室にいること自体がおかしいんだけど、夢のせいか、何の違和感もなく、普通に一緒に座っていたりします。
起きてから考えてみると、とてもおかしな光景です。
ストーリーも滅茶苦茶なんだけど、結構覚えていたりなんかします。
こういうのを夢診断とかしたらどうなるんでしょう。
ちょっと興味のあるところです。

                                                          • -


夕方、福知山方面行きの快速電車に乗っていました。
猪名寺駅を少し過ぎた辺りだと思います。
電車が急に止まりました。
塚口から伊丹まではほとんど直線で、運転士さんもスピードを上げるところです。
それが唐突に止まったのです。
急ブレーキ、という程ではありませんでしたが、それなりの勢いで駅とは全く違うところで止まりました。


1分・・・2分・・・


静かな時が流れました。
電車の中は恐ろしい程静まり返っています。
私は車内アナウンスはないのだろうかと、最終車両を見ようとしました。
しかし、残念ながら女性専用車両(多分後ろから3両目)に乗っていた私の席から、車掌さんの姿は見えませんでした。
オロオロと車内を見渡しましたが、みんなじっと黙ったまま、動く気配もありません。


・・・とその時ようやくアナウンスが流れました。
慌てた様子の車掌さんの声。
信号に故障があったのだということが分かりました。


そしてまた静寂。


1分・・・2分・・・。


何分経った頃でしょうか。
少しずつ電車が動き始めました。
しかしすぐにまた止まってしまいました。


怖い・・・と思いました。
怖くて怖くてたまらなくなりました。
涙があふれて止まらなくなりました。
あきさんにメールしました。
私と同じように電車にトラウマを持つ友人にもメールしました。
すぐにあきさんから電話がかかってきました。
信号の故障はよくあるということ、JRでは特によくあるということ、安全のためにとまっているから、心配しなくても大丈夫、ということを話してくれました。
「うん、うん」

とうなづいて、電話を切りました。
そしてまた私は静寂の中に戻されました。


たまりませんでした。
髪とハンカチで顔を隠しながら、嗚咽をこられました。
涙がとどめなく溢れてきました。
今日に限って、不安が強いときに飲むように、と処方されているコンスタンを持っていませんでした。
いつもは万が一のことを考えて持ち歩いているのだけど、今日は雨が降っていたので、いつもとは違うカバンだったんです。


また何分か経過したけれど、電車が動く気配はありませんでした。


心臓がドキドキしました。
呼吸も苦しくなってきました。
怖くて、苦しくなって、半分パニックになって・・・病院に電話しました。
先生は診療中でした。
どうしても先生とお話せずにはいられない気がしました。
今まで薬や症状に問題があって電話をしたことがありました。
先生が診療中のときは、時間や日を改めるようにしていました。
でも、今回初めて折り返し電話をもらえるようにお願いしました。
携帯電話の番号を伝えて切りました。


それから・・・。


どうやって家にたどり着いたのかはよく覚えていません。
途中でどこかの駅で一度電車を降りた気もしますし、そうでない気もします。
涙は流れ続けていました。
とりあえず無事家には帰り着くことができました。


家についてすぐ、携帯が鳴りました。
先生からでした。


先「もしもし?」
私「先・・・生・・・電車が・・・電車が・・・」


過呼吸で息が苦しくなりました。
それでも先生と話がしたいと思いました。
必死で電車に起こったことを話しました。
話しながら、何度も「先生ごめんな」と言いました。
お忙しいのに、こんな私のために時間を取らせてしまって本当に申し訳ない・・・そんな気持ちがありました。
先生はいつもの穏やかな声で「そうなんや。怖かったなぁ」と言ってくれました。
話しているうちに、少しずつ落ち着いてきました。
コンスタンを飲むこと、それから落ち着くための呼吸方法(前にプリントをもらっていました)をすることを約束して電話を切りました。


大分落ち着いていました。


頭の中ではあきさんが言ってくれたように、信号の故障はよくあることで、安全のために止まっているのだということは理解できています。
でも心は納得してくれません。
そして暴走します。
頭で心をコントロールすることができないんです。
それが今の私の一番の問題です。


一般的に、電車が突然止まったからと言って、大人の女性が泣き出すというのは考えられないことです。
しかも信号の故障が理由だということも分かっているのに、です。
私の頭には理性がちゃんとあって、「大丈夫だ」ということは理解しているし、そして「こんなところで泣くのは恥ずかしいことだ」という一般常識もあります。
でも、私の心はそんな理性や常識などおかまいなしに・・・というと言い過ぎかな・・・関係なしに暴走するんです。
今回、私には涙を止めることも、過呼吸を抑えることもできませんでした。
頭ではどんなに分かっていても、「電車がいつもと違う=怖い」と心が思ってしまうと、もうコントロールできなくなってしまうのです。


・・・だから「病気」なのかもしれません・・・



完治にはまだまだ時間がかかるかなぁ・・・。


                                                          • -

実は今日は前の会社の友達6人で韓国料理を食べに行くことになっていました。
先生とお話をした後、すぐにお薬を飲んで、呼吸法をしました。
お食事会はとてもとても楽しみにしていたので、「行きたい」という気持ちが半分、まだ電車のことを引きずっている気持ちが半分でした。
でも、結局行くことにしました。
しばらくするとお薬が効いてきたのか、どきどきも収まって、泣きはらした目も普通に戻っていたし、何より友達に会うことで元気になれるかもしれない・・・と思ったのです。


お食事会はかなり楽しかったです。
女同士でしかできないような会話も飛び出して、ほんとに来てよかったなぁと思える会になりました。
何の前触れもなく、ふっと泣きそうになることが2、3度ありましたが(何かきっかけがあったとか、何かを思ってそうなったというわけではないので、なぜそんな風になるのかは謎です)、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせました。


友達と過ごす時間はとても大切です。
直接的ではないのかもしれないけれど、こんな風にお友達と過ごす時間も、病気を治すにはよいことなのではないかなぁと思います。